13法(13日の金曜日法)
ご紹介していますように、
ギャンブルで唯一、プレイヤーの勝率が100パーセント超えるゲームであるブラックジャック。
さて、BJをプレイするのに一番重要なのは
ストラテジー表に基づく戦略だと、くどいようですがご説明しました。
でも、これだけでは期待値は99.7パーセントくらいとも言いましたね。
これにプラスアルファを加えて期待値100パーセントを超えるためにカードカウンティングとベットシステムを実践します。
カードカウティングとベットシステムのうちマーチンゲール法を説明しました。
今回はもう一つ優れたベットシステムをご紹介します。
ベットシステムは、その局面局面において、
いくらのチップを賭けるのが最適なのかの目安となるものです。
マーチンゲールと同じくポイントは2点あります。
1.なるべく毎回賭ける金額が変わること
2.なるべく少ない回数で済むこと
でしたね。
理由は、やはり「大数の法則」の存在です。
同額での賭けは「大数の法則」に、より早く収束する可能性が高いのです。
さらに、賭ける回数が多ければ多いほど「大数の法則」に収束しやすくなるという性質があるからです。
今回の方法もそれに即したものです。
13法 ( サーティーン法 )
少々複雑で上級編とはなりますが、かなり優れた攻略法です。
それにより少しでも期待値の向上を狙います。
本来この方法はカジノのバカラなど2倍賭けのベットに使う「31法」という
システムベットをアレンジしたオリジナルの攻略法です。
別名「13日の金曜日法」です。
この攻略法を発案したのが金曜日だったから、このように命名しました(笑)。
まず基本となる理論をご説明します。
まず、13枚のチップを資金として用意します。
1枚づつは1ドルでも5ドルでも10ドルでも構いません。
この攻略法の目的は2連勝して勝つことです。
2連勝することによって利益が発生します。
決められたシリーズベットの中ならどこでも2連勝目に賭けます。
それが成功すればそのシリーズは終わり、それまでの損失を補填して同時に利益を発生します。
このシステムの背景にある発想は、6回トレードする間にどこかで2連勝があればいいというものです。
具体的に説明します。
次のような単位でベットしていきます。
合計すると13枚(13単位)です。
レベル1 ・・・ 1 1 1
レベル2 ・・・ 2 3
レベル3 ・・・ 5
このように6回のトレードを通じてベットの単位が3段階に増やされていきます。
次の場合にシリーズは終了です。
a. 2連勝した時=勝ち。(また1からスタートします)
b. 6回連続して負けた時=負け。
c. 2連勝できずに6回勝負が終わった時。
勝つパターンと負けるパターンがあります。
大体5連敗とか6連敗を喫しない限りは利益が出ます。
目安は5連敗したら負けと考えてください。
つまり2連勝が先にくれば勝ち、5連敗が先にくれば負けです。
最初の1枚のチップを賭けて負けたらその時点でチップ1枚の損失。
次にレベル1の2回目の1枚を賭けます。
それに勝ったら、次の1枚を賭けます。
そこで負けたら連勝はならず、チップ1枚の損失。
ここからレベル2に入ります。
今度はチップ2枚づつ賭けます。
レベル2の1回目で勝ったとすれば、次に連勝を狙います。
そこでようやく連勝を果たせば5枚のチップが手に入ります。
そこまで1枚使って5枚取ったわけで損失が補填され4枚の利益となります。
これで上記(a)の条件を満たしたのでシリーズが終了し、またレベル1の1回目の1単位のベットから始めます。
このようにどこかで2連勝すれば、それまでの損失が補填されて利益が発生するものです。
つまり2連勝して利益が出た時点で勝ち逃げをするのです。
では、もしレベル3の5単位をベットするまで2連勝できず、
最後まで負けてしまったらどうなるかといえば合計13枚(13単位)負けるということになります。
つまり、最悪負けた場合の損失を事前にコントロールすることができます。
以上が基本的な考え方です。
これをカードカウンティングを行いつつ同時に進行します。
ただし、このサーティーン法=13日の金曜日法についての注意があります。
やってみればわかりますが、この方法ですと、一回一回の額は小さいですが実際に稼ぎやすいです。
ただし、絶対に過信して長く続けないでください。
大数の法則が効いてきた場合必ず負けます。
根拠をご説明します。
13法では1シリーズ中に3段階のベットに応じて金額を変えてベットしていきます。
全部で6回トレードするうち2連勝できれば必ず利益が出ます。
2連勝したらストップするというのは、大数の法則から少しでも逃れるための勝ち逃げ戦略です。
その6回の間に勝ったり負けたりとか色々なパターンがあります。
その全てのパターンを抽出すると34パターンになります。
ここで、仮に1~34までの番号が出るルーレットがあると考えてみましょう。
その34パターンそれぞれに利益が出るものとマイナスになるものとがあります。
それらが出るパターンは34分の1、つまり約3パーセントです。
でも、実際には少し違います。
なぜなら2連勝した場合そこで終了するので、6回フルにやるよりは少しだけ勝つパターンが出る確率が高くなるからです。
なので一概には理論値を導き出すことはできないのですが便宜上考えてみることにします。
この34パターンのうち、利益の出るパターンは16種類あります。
つまり利益の出るパターンが出る確率は47パーセントということになります。
マイナスになるパターンは18種類です。
つまり53パーセントです。
単純に比較した場合、マイナスになるパターンのほうがわずかに多いのです。
また、この34種類のパターンが均等に出るように十分な回数をトライしたとします。
それぞれのパターンが同じ回数出たと仮定します。
それぞれのパターンを経た場合に導き出される金額はそれぞれ違います。
これらのパターンが均等に出たとして、それぞれのパターンの金額をプラスマイナスしていくと収支はマイナスとなるのです。
つまり長くやればやるほどいずれは必ず負けるのです。
おわかりでしょうか?
どんなに優れた攻略法、マネーマネージメントをしても大数の法則の支配から逃れることは不可能なのです。
ただし、理論上は確かにこのようになりますが、大数の法則の支配を少しでも薄めるための工夫がしてあります。
それが、先に述べた2連勝したらストップするという勝ち逃げの理論。
こういう全体的な法則を理解した上で取り組むということによってもかなり全体的な勝敗に影響してくるのです。
これを知っているあなたはそれだけでも有利な立場に立つことができるているのです。
関連ページ
- 連敗脱出法
- あらゆるギャンブルの中でも初心者でも最も大きく稼げるオンラインカジノを紹介するサイト。オンラインカジノでセミリタイアを目指す。
- カジノを破産させた攻略法=モンテカルロ法
- あらゆるギャンブルの中でも初心者でも最も大きく稼げるオンラインカジノを紹介するサイト。オンラインカジノでセミリタイアを目指す。