カードカウンティング

ギャンブルで唯一、プレイヤーの勝率が

100パーセントを超えるゲームであるブラックジャック。

ブラックジャック（以後ＢＪ）の最も重要な基本戦略に基づいてプレーすることが確率的に最も勝率が高まり、

逆にこの基本戦略から逸脱すればするほど負ける確率が高まるのだというお話をしました。

しかし、これだけでは、期待値で99.7パーセント程度です。

長く続ければ0.3パーセントの控除率とはいえ、

「大数の法則」に収束しハウス側の勝利に終わります。

なので、これプラスアルファを加えることによって

残りのコンマ数パーセントを克服して100パーセント超えが可能なるのです。

その方法こそがカードカウンティングです。

カードカウンティングは配られたカードを、記憶または記録することによって、

次回以降のゲーム展開を予測し戦略を立てる方法なのです。

さらに勝率をあげるために、それにプラスして必要なのは、ベットシステムです。

ベットシステムとは簡単にいえば、いくらチップを貼るかのかという戦略です。

「大数の法則」では同じ金額を賭け続けることは、

「大数の法則」に捕捉されやすいという性質があります。

なので、金額を変えながら、

その局面局面で最も効果的な金額をベットする必要があるのです。

まず、ここでは、ＢＪ攻略の最大のポイントである

カードカウンティングについてお話します。

●カードカウンティングとは？

カードカウンティングを最初に考えた人はエドワード・ソープという数学博士でした。

ソープ以降様々な人が様々なバリエーションを発案しました。

そのシステムは単純なものです。

高い値のカードはプレーヤーに有利になり、

低い値のカードはディーラーに有利になります。

これは、17までは必ずヒットしなければならないディーラーにとって

高い値のカードは不利になり、その代わり、低い値のカードはバストしにくいため、

ディーラーが有利になるという概念に基づいています。

ブラックジャックが完成する確率はプレーヤーもディーラーも同じですが、

プレーヤー側に完成した場合は 1.5倍もらえるからです。

また絵札などが山に多く残されているとやはりプレーヤーが有利になります。

なぜなら17までは必ずヒットしなければならないディーラーにとって

バーストの確率が高くなりますし、

絵札が多いということはブラックジャックもできやすくなりますし、

さらにプレーヤー側にだけ認められているダブルダウンの効果的も高まるからです。

また、このポイントがゼロに近づいた時、

残りのカードは高い値と低い値がちょうど半分の割合で残っていると考えていいでしょう。

この場合もまた、カジノよりプレーヤーの方が有利となります。

ポイントがマイナスになった場合はカジノが有利となります。

カードカウンティングを使用することによって、

未使用のカードに何が残っているか確定し、

高い値のカードが残っている場合はベット額を上げ、

ディーラーを打ち負かすことができます。

ただし、使用されたカードをすべて覚える必要はありません。

使用されたカードが2、3、4、5、6であれば、カード1枚につきプラス1(+1)、

カードが10、ジャック、キング、クィーン、エースであればマイナス 1 (-1)、

また7、8、9ならばゼロ(0)とし、それらを合計していきます。

カードカウンティングには様々な方法があります。

上記で紹介したのはハイローシステムと呼ばれるものです。

それ以外の代表的なものは以下です。

どれを選ぶかは一長一短ですので、私はハイローを愛用しています。

　ハイローシステム

　KOシステム

　ハイオプトIシステム

　ハイオプトIIシステム

　レッド7システム

　ゼンシステム

　カジュアルシステム

　ファイブカウントシステム

　テンカウントシステム

　プラスマイナスシステム

　エースファイブカウントシステム

カードカウンティングの出来るアプリ

「PSCS」をApp Storeで - Apple

Card Counter Lite - Google Play のアプリ

CardCounter - Microsoft Apps